慢性的な超高齢社会・日本
日本は世界にもまれに見る超高齢社会である事は間違いありません。超高齢社会とは、65歳以上の人口の割合が全人口の21%を占めている社会を指します。
1970年に「高齢化社会」に突入し、その後も高齢化率は急激に上昇し、1994年に高齢社会、2007年に超高齢社会へと突入しました。今後も高齢者率は高くなると予測されており、2025年には約30%、2060年には約40%に達すると見られています。
国全体の高齢化率は、先進国の方が高く、発展途上国の方が低くなる傾向があります。高齢化率が高い国としては、スウェーデン、ドイツ、フランス、イギリス、アメリカ合衆国などが挙げられますが、これらのどの国よりも、日本の高齢化率は高いのです。現在の日本は、世界に先駆け、超高齢社会に突入していることになります。
※資料:昭和25年~平成22年は「国勢調査」、平成24年及び25年は「人口推計」
平成27年以降は「日本の将来推計人口(平成24年1月推計)」出生(中位)死亡(中位)推計(国立社会保障・人口問題研究所)から作成
注)平成24年及び25年は9月15日現在、その他は10月1日現在。
総務省統計局「I 高齢者の人口」
https://www.stat.go.jp/data/topics/topi721.html
15年間、地域に愛された施設を継承
当法人は、主に障がい福祉を手がける法人です。したがって高齢者向けの介護福祉は、一見別領域のようですが、同じ福祉の領域であることは変わりません。
平成31(2019)年の年明け、とあるご縁から介護(介護予防)通所施設で、美濃加茂市本郷町の地で15年間地域に愛されてきた『スマイル幸』の経営を引き継ぐこととなり、運営を行って来ました。そして令和4(2022)年新春に、さらに障がい福祉との共生型として『ほたるの園 美濃加茂』として生まれ変わり、高齢者介護の介護(介護予防)通所施設と障がい福祉の生活介護事業所として運営しています。